OKIshoji CORPORATION 株式会社 隠岐商事 環境事業部/環境ネオテクノス

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水質浄化材 「ネスナイトMC-2」 天然無機系凝集材


弊社の凝集剤「ネスナイトMC-2」は、天然無機系材料を主原料とし特に成分中の40%が天然ゼオライトを原材料とした環境に優しい製品です。
ゼオライトは、ケイ素(Si)とアルミニウム(Al)が酸素(O)を介して結合した構造をしています。
ゼオライトの骨格は、Si-O-Al-Si の構造が三次元的に組合されることによって形成されます。骨格中には分子レベルの穴(微細孔:3~10オングストローム)が開き、有機分子などいろいろな分子を骨格中に取込む(吸着)ことが出来ます。
ゼオライトは、アンモニア(NH4:原子量18)をよく吸着(28800mg/g)しますが、ゼオライトの孔サイズがセシウム原子の大きさに近いためセシウムを吸着しやすいとされています。
この度の福島第1原子力発電事故で東京電力は海の汚染を防ぐために投入したゼオライト入り土嚢に放射性物質が吸着したことは既に報道されています。


- ご 提 案 -

放射線物質で汚染された土への降雨や土木復興工事に伴う汚濁水は、そのまま河川・海洋に流出すれば再び2次汚染に繋がります。2次災害を防ぐ為にもゼオライトを主原料の「ネスナイトMC-2」を使用したネスナイト工法(NETIS登録)による濁水処理行い、処理水は分析による放流基準確認後放流し、スラッジ(汚泥)は脱水処理後(含水率30~50%)安定化処理を行うことにより産業廃棄物処理が適用されます。

※「ゼオライトを用いた有害物質の安定化処理」について
   特許公開番号:特許公開2001-238980
   発明の名称:ゼオライトを用いた有害物質の安定化処理方法
ゼオライトの結晶構造中の細孔内に有害物質を取込み、結晶内の内部構造を保持した状態で細孔の開口部を閉塞することにより有害物質をゼオライト細孔内に封入する。
有害物質取込後の開口部の閉塞はゼオライト表面を加熱焼成することにより行い、該加熱処理後は約800~1000℃の比較的低温域で行う。

上記方法と既存の安定化処理方法を複合化させることによりさらに高度な安定化が図れる。
つまり、本方法を適用しガラス溶融処理又はコンクリート固化処理をすることにより、化学的にも形状的にもより安定な形態とすることが出来る。



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